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3rd frog in Dec.  師走の蛙 3匹目

師走の蛙とは、「寒ガエル」をもじった古くより伝わる大阪しゃれ言葉。学校に通い出してから医師になっての勤務先まで、北大阪から一歩も出たことがない私、井の中の蛙の独り言です。診療の合間、日々の雑感を(医療に関係ないこともふくめて)綴っていきます。

ペーパー四段?...

2008 4.21

春は将棋界では名人戦の季節です。ことしは森内名人と羽生王将との対決、新聞やネットでたのしんでいます。個人的にはやはり、関西在住で観ていて面白い将棋を指す、谷川浩司九段、久保利明八段、山崎隆之七段など、攻めっ気の強い棋士を応援しています。

かくいう私、将棋アマ四段です。といってもペーパー四段ですが。(ちなみに将棋では、プロとアマの段位は全然別です。)

日本将棋連盟の機関誌「将棋世界」に、毎月次の一手をあてるクイズがありまして、それぞれ段位ごとに問題が決められています。それを何ヶ月か連続してはがきで回答し、その合計点数で免状を与えられます。およそ1年そこら?毎月はがきを出して、四段の資格を得ました。ただ、免状申請には当時で6万円ほど?かかったので、手元に免状がありません、そういう意味ではペーパーレス四段でしょうか?

将棋を覚えたのは小学校高学年で、高校生時代は(親の目を盗んで)将棋の本をずいぶんと読みました。関西将棋会館のある福島区に大学の医学部があったので、JR福島駅前の雀荘で棋士(亡くなられた村山聖八段たち)を見かけるとワクワクしたものです。

医師となってからは、さっぱり将棋を指す機会もありません。ただ、今でも雨降りで外来が暇なときなど、詰め将棋を解いたりして将来のぼけ予防をしています。

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