師走の蛙とは、「寒ガエル」をもじった古くより伝わる大阪しゃれ言葉。学校に通い出してから医師になっての勤務先まで、北大阪から一歩も出たことがない私、井の中の蛙の独り言です。診療の合間、日々の雑感を(医療に関係ないこともふくめて)綴っていきます。
最近はネット上で個人的な日記、いわゆるブログを公開するひとが爆発的に増えています。ブログとは正式にはweblogを略したものだそうです。日本のブログの多くは、匿名でじぶんの感じたことをかく、というスタンスです。欧米ではブログも実名で書くことが多いようで、こういった点も顔を出しての議論が苦手な国民性の表れでしょうか?
一方で、会社の社長さんや、商店の店主さんがご自分の身分,姓名を証した上で、責任をもってコメントを書いたものも増えていまして、こちらは「ビジネスブログ」と別に呼ぶ向きもあります。
私も小さいながらも医院の院長である限りは、どのようなことを日々考えているか、を世間に公開しようか、と思いたちました。とはいえ、およそ日記というものを生まれてから半世紀弱、つけたことがありません。仕事も忙しいと、きっと更新もおろそかになるでしょうし。
ということで、ここではあえて日記としての院長ブログではなく、院長コラムとします。時間があって気の向いたときに更新します。もちろん医師の守秘義務に背くようなことは書きませんが、あまりネガティブなことは書かないようにする心構えです。どうぞよろしく、おつきあい願いたいと思います。